さらに効果的な好きの言い方

好きな人と、心を通わせあう会話をするためには、
どのようなことを心がければいいでしょうか?

今回はあなたの中にある 「好き」 という気持ちをうまく伝える方法をお伝えしましょう。

心理学で、こんな実験がありました。
まず男性に、初対面の女性と雑談をしてもらいます。

一人の男性は、女性の話し方のクセとか、話すときのしぐさを
わざとマネしながら話を進めていくというやり方。

もう一人の男性は、普通にマネなどせず話をするという二つのパターンです。
その後、女性にどちらの男性の方に、より好意を持ったか尋ねたところ…

多くの女性が、自分のマネをしながら話をする男性のほうに
より強い好意を持っているということがわかったのです。

しかも女性たちは、男性がわざと自分のクセやしぐさをマネしていたことに
全然気付かなかったと言うのです。

もちろん男性と女性が立場を入れ替えても同じような結果になりました。


心理学では同じような動作をすることを 「同調ダンス」 と呼んでいます。
今回はこの同調ダンスを利用して、彼と話をするときに使ってみましょう。

たとえば…

彼がゆっくり話をしていたら、自分もゆっくりとした調子で話をする。
彼がお茶を飲んでいたら、自分もお茶を飲んでみる。
彼がほほえんだら、自分もほほえんでみる。

つまり彼と同調ダンスを踊ってみるのです。
すると彼の気持ちにもちょっとした変化が起こるんですね。

「今日はどうして、彼女がこんなにかわいらしく見えるんだろう」
「ぼくはやっぱり彼女のことが大好きだ」

そんな気持ちが彼の中にも自然に芽生えてくるはず。
知らず知らすのうちに、相手と心が通い合っていくように感じられるのです。


同調ダンスによって二人の雰囲気が高まってきたら、
今度は逆に 「ふと黙る」 というテクニックを使ってみましょう。

目と目を合わせることは、横並びの関係から愛されるのときには
お互いの緊張感が高まってよくないといいましたが、ここでは違います。

彼の目をじっと見つめてみてください。
彼は一瞬、不思議そうに思うかもしれません。

「彼女はいったいどうしたんだろう?」
「急に黙って、ぼくの目をじっと見つめているけど…」

彼はいろいろと心の中で考えているはず。
この時を逃してはいけません。

「好き」 とひと言、彼に言ってみるのです。
彼の胸の中には、沈黙の後の言葉なので胸の中にすっと入っていきます。

好きとか愛しているといった、愛を語る言葉は、一瞬沈黙を置いてから口にするほうが効果があります。
そして、この言葉だけは、じっと相手の目を見ながら口にするほうがいいのです。

それだけで説得力がぐっとアップして、彼の中に響くんですよ。


では、「好き」 と言われるほうが相手はうれしいのでしょうか?
それとも 「愛している」 と言われたいのでしょうか?

好き vs 愛している

あなたはどちらの言葉を言われるのが好きですか?


実はこんな問題をアンケートまで取って調べた調査結果があるのです。
考えるほうも調べた人も色々な意味でスゴイです。

結果は…

「愛している」 よりも 「好き」 と言われたほうが、うれしく思うと答えた人が多かったのです。
「愛している」 という言い方だと、ちょっとキザなところがあるのですね。

ですから、日常生活のなかでこの言葉を使うのは、言うほうも照れくさいし
言われるほうも照れくさいということなのでしょう。

むしろ 「好き」 のほうが、自然な感じのする言葉なんですね。

ところで、「好き」 という言葉を、さらにうれしく感じさせることのできる言い方があります。
それこそが、さきほどの 「沈黙」 という方法。

そして、もうひとつが、彼の耳元に口を近づけて、そっとささやくように 「好き」 と言うことです。
これも男性の恋心に、ぞくぞくっとした火をつけるためのテクニックですよ。

恥ずかしがらずにお試しあれ。


◆まとめ
好きと彼に言う時は、ちょっと沈黙を作ってから、彼の目をじっと見つめて言う。
さらに耳元でささやくように言えば、彼はあなたの虜になる。




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