好きな人になにかしてあげたいと思わせる方法

あなたが好きな人と心を通い合わせるために必要なことは何でしょうか。

それは 「話し合う」 ということです。
話し合うことをせずに、お互いの心が通じ合うことはないはず。

仲の良いカップルや夫婦ほど、日常生活のなかで話し合う機会が多く、
その話し合いは楽しく心温まるものになっていたりします。

それでは、そんな良い会話、良い話し合いをするのに必要なものとは?

ズバリ 「聞き上手」 になることです。
人は黙って自分の話を聞いてくれる人に好意を持つものです。

上手に話を聞くだけで 「この人って、良い人だな。やさしい人だなぁ」 という気持ちを抱きます。
そして、「この人のためになにかしてあげたい」 という気持ちを起こさせるのです。

ですので、好きな人に大切にしてもらいたかったら、やさしくしてもらいたかったら
まずは 「聞き上手」 になりましょう。

さらに聞き上手になると同時に、ほほえみとあいづちも忘れてはいけません。

彼が話し始めたら、やさしくほほえみながら耳を傾ける。
「うん」 「そうね」 「なるほど」 とあいづちも打ってあげましょう。


心理学にこんな実験がありました。
女子学生が、初対面の男性にインタビューをするという簡単なものです。

そのとき、ある女性はほほえみながら、あいづちも打ちながら男子学生の話を聞きました。
一方、ある女性は無表情のまま話を聞くというインタビューの仕方で2種類のパターンから
男子学生の印象がどのように変わるかを尋ねてみたところ…

前者の、ほほえみとあいづちをしてくれる女性を相手にするほうが
「話しやすかった」 「いっぱい話せた」 と答える男子学生が圧倒的多数をしめたのです。

わざわざ実験しなくてもわかるような結果ですが…心理学者も実証が大変です。


とにかく、ほほえみとあいづちによって、たとえ言葉にしなくても

「あなたの話はとても楽しい」
「もっと話をしてほしい。あなたの話をもっと聞いていたい」

という気持ちが彼に伝わっていくんですよ。


ところで、男性には突然口を閉じて何も語らなくなるというときがあります。

「普段はいろいろなことを話してくれる彼なのに、今日はどうしたんだろう?」
「さっきからじっと黙ったまま、何も話してくれない」

こんな風に思うかもしれませんが、男性が黙るときは心の中になにか心配事がある証拠です。
それが気にかかって、「心、ここにあらず」 という状態になっているのです。

仕事のことが気にかかっているかもしれません。
職場での人間関係かもしれません。
実家の両親に何かあった…?

答えはその時々で違いますが、そんな彼に接したときには
「どうしたの。なにかあったの」 とやさしく語りかけてみてください。

彼はできることなら自分の胸の中につかえているものを外に吐き出したいと思っているはず。

でも一方では、

「こんな話をしたら、かえって人の迷惑になる」
「自分の問題なのだから、人に話すべきものではない」

と考えていたりします。

あなたは
「そんな心配はいらないの、わたしが何でも聞いてあげる」
ということを彼に伝えなければいけません。

「どうしたの。何かあったの?」 というひと言で、そんなあなたの気持ちも伝わるはず。
彼にとって、あなたが 「何でも話せる相手」 「何でも相談できる女性」 だとわかった時、
彼のあなたへ寄せる愛はいっそう深まるに違いありません。

言い換えてみれば、「どうしたの」 と問いかけて、彼が重い口を開くか。
それとも 「何でもないよ」 と、また黙ってしまうか。

それによって、あなたと彼との愛の深まりが測れるのかもしれませんね。

「何でもないよ」 と答える彼は、まだあなたへの愛や信頼が、
それほど深まっていないのかもしれません。

またはどうしても言いたくない事情がある場合ですので、
そこは彼の表情や声のトーンなどで判断するしかありませんが、
基本的には無理に聞き出そうとせず、そっとしておくことも大切です。


◆まとめ
黙って彼の言葉に耳を傾けられる女性になろう。
そんな女性に、彼はこの人のためになにかしてあげたいという気持ちになる。




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