書くことで自分の気持ちを整理する

今回はそんなお話。

男性は、自分の過去にあった辛い経験や、記憶が甦ってきた時
自分の穴の中に閉じこもろうとしてしまいます。

詳しくは90対10の原則でお話しましたが、子供時代の感情が
相手に愛されることで溢れ出てきてしまうんです。

こんなとき、女性から受け入れられたり、理解されることで
男性はもっともっと女性のことを大事にしよう!と思ってくれるようになります。

一方、女性が過去の経験などが甦ってきた場合は、
自分の感情の中に沈んでいってしまいます。

自分で脱出しようと頑張るけれど、脱出するには
誰かのやさしい手助けが必要となります。


こうした男女の違いをわかっていれば、過去が甦ってきても、
自分の感情をコントロールするにはどうすればいいのかがわかってきます。

でも、もしあなたに過去の記憶が甦った場合、どうすればいいのでしょうか。

普通だったら相手に怒りや辛さをぶつけてしまいたくなるはず。
でも、その場はぐっと抑えてください。
ここであなたが爆発してしまっては、相手との関係にヒビが入ってしまいます。

こんなときは、紙に自分の感情を書いてみましょう。
最初に書く紙はチラシの裏でもノートの隅っこでもかまいません。

らくがき程度でもぜんぜん問題ありませんので、
自分の感情を素直に表現して、ずらずらと書き出してみてください。

「こんなこと言われてすっごく辛かった…」
「ケンカなんてしたくない…」
「だけどやっぱり大好き」

まず、あなたの感情を整理してみることが大切です。
どんなことでもいいので、思ったことを素直に書きましょう。

あとはその集まった感情の波を線で繋いであげましょう。
ちょっとした読める文章にしてあげるんです。

カンタンに言えばラブレターを書く感じですね。


実はこのラブレターを書くことをすると、あなたのイヤな気持ちも
自動的にほぐされていって、過去の心の傷まで癒されていきます。

自分の感情を書くのは、神経を現在に集中させてくれる効果があります。
ですので、過去の記憶を現在に引き戻すことができるんです。

90対10の原則をしっかり理解できるようになると、
相手が過去の記憶が甦ってきたときにも、大きなケンカなんてしなくても
うまく対応することができるようになります。

彼が不機嫌になってしまっても、原因は自分にあるんじゃなくて
彼の過去の経験にあるんだとわかっていれば、
もっと理解ある接し方をしてあげられるはず。

けっして過剰に反応している部分を指摘したりしてはいけませんよ。

「いくらなんでも言いすぎでしょ」
「あなただってそんなこと言える立場なの!?」

なんて言い返してしまうと、相手をもっと傷つけて刺激してしまいます。
あなただって、本当にケガしている人の傷口をわざわざ叩いたりして
相手が痛がっている様子を見て

「大げさな…」

なんて言わないはず。これと同じなんです。
…もし、言う人がいたら鬼です…。


まずは過去の感情がどう甦ってくるのかを90対10の原則で理解してください。
それができれば、たまに不機嫌になる彼の気持ちもわかってきます。

彼は精神的に不安定な状態を癒している途中なんです。
ですので、相手が反発してきたりしても、落ち着いて話を聞いてあげてください。

過去の記憶が甦ってきているときは、気持ちを鎮める時間が必要です。
反発し返したりせず、そっとしておけば必ずいつもの彼に戻ってくれるはずですよ。


◆まとめ
過去の記憶が甦ってイライラしたりした場合、紙に自分の感情を書き連ねてみる。
書くことは自分を癒す効果もあり、感情の整理にとても良い方法である。




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