好きな人をもっと知る方法

あなたは好きな人のことをどれだけ知っていますか?

子供の頃、どんな場所で育ったか。
大切にしていることは?
どんなことが楽しいのか、悲しいのか…。

あなたはちゃんと答えられますか。


「好きな人がどういう人なのか」

これを知らなければ、その愛は深まっていきません。
あなたが彼のことをもっと知りたい!と思うのは、自然なことです。

それだけ彼のことを愛しているからです。
でも、人には過去や内面、習慣といったものを、しつこくアレコレと聞き出されるのを
あまり好まない心理があります。

何だか問い詰められているような気がしてイヤな気分になるのです。

あなたも、もしかしたら彼に

「趣味は何?」
「どんな子供だった?」
「〜年後は、どんな暮らしをしていたい?」

などなど、質問しすぎてしまって

「どうだっていいだろ?ちょっとうるさいんだよ」

などと叱られてしまった経験があるかもしれません。
あなたからすれば、「だって、あなたのことは、どんなことだって知りたい」
という気持ちなのでしょうが、相手の立場に立ってみてください。

あなただって、いくら好きな人の質問でも、アレコレとしつこく問いただされれば
イヤになってしまうのではないでしょうか。

彼のことをもっと知りたい…。

そんな時には、相手を怒らせることなく、自然に聞き出す良い方法があります。
今回はそんな相手を知る方法をお伝えしましょう。


心理学用語の中に 「自己開示」 というものがあります。
これは、カンタンに言えば自分自身のことを相手に話すこと。

自分がどんな人間か相手に打ち明けることを専門用語にしたと思ってください。

そして、この自己開示には、面白い心理法則があることがわかっているのです。
それこそが、自分のことを話せば、相手もまた自分のことを話してくれる、というものです。

たとえば、彼に 「わたしサッカーが大好きなの」 という話をしたとします。
彼は 「ぼくは野球が好きで、サッカーが嫌いなんだ」 という話をするはず。

…すでに最初から意見がすれ違っているのは気にせずに進みましょう。

「わたしがサッカーを好きになったのは、子供の頃に親連れられて試合を観戦しに行ったからなの」

といえば、彼も 「僕も子供の頃に…」 というように話を始めてくれるはずです。

ほら、誰かにプレゼントをすることってありませんか。
そんなときも、「お礼に」 といって何か返ってくることがあります。
自己開示もコレと同じ。

ひとつ自分の打ち明け話をすれば、相手もまた打ち明け話をしてくれるのです。

ですので、一番良くないことが、相手のことばかり尋ねてしまって
自分のことは全然話をしないというやり方はマズイわけですね。

一方的な質問を繰り返してしまうと、相手にとっても 「うるさいなぁ…」 となってしまうのです。


でも、注意しておいてください。
人には誰でも知られたくないことがあります。

過去の辛い思い出や体のコンプレックスなどはあまり知られたくないものです。
ほら、あなただって誰にも言いたくないことの1つや2つはあるのではないでしょうか。

「愛し合っているのだから、話してくれたっていいじゃない」 と言うかもしれません。
でも、逆に愛する相手だからこそ知られたくない、ということもあるのです。

とにかく、彼のそういう部分には決して触れないこと。
もし触れてしまったら、それ以上突っ込まないこと。

何もなかったように話を変えてしまうのが、好きな人への配慮です。
話し合うときに、彼の顔をよく見ていてください。

眉間にしわを寄せたり、手で口元を押さえたり、不愉快そうな表情をしたりした時は、
それは彼が 「触れられたくないことに、触れられた」 というサインです。

それを見逃さないようにしてくださいね。
また、立て続けに質問すると刑事の尋問になってしまいます。

ほかの話題のあいだに、わからないようさっと入れることも心がけてみてください。


◆まとめ
好きな人のことをもっと知りたかったら、自分のことも話す。
自分のことを話せば、相手もそれに応えてくれる。




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