恋愛とは自分と向き合うこと

男と女の愛情の矛盾で紹介した、二人の間に起こる矛盾チェックリスト。
あなた自身もひょっとしたらリストにあるような、
突然の変化を経験したことがあるかもしれません。

これはお互いが愛し合っていればいるほど、起こりやすい傾向です。
昨日まで愛し合っていたのに、一夜明けると今度は逆に憎んでしまったり
ケンカを始めてしまうようなことが実際にあるんですね。

もし、あなたがどうしてリストにあるようなことになってしまうのか
理由を知らないうちに、実際にそんな事態になったとき、
言い争いやぶつかり合いがもっと激しくなってしまうかもしれません。

もっとひどくなると 「別れよう…」 と考えてしまう可能性だってあります。
でも、ちゃんと理由を知っていれば大丈夫。

二人が瞬間的に心変わりすることはよくあるんです。
知らなければ関係が壊れてしまう恐れもありますが、
ここでしっかり学んで理解していきましょう。


人は恋愛をすると誰でも感情が不安定になってしまいます。
お互いに愛し合っていると心から実感して、幸せな気分になれるときもあれば
翌日には相手の愛を信じるのが急に怖くなったりしてしまうこともあります。

相手の愛情を信じて、受け入れなければならないとき
ふと過去の辛かった恋愛経験や出来事などを思い出して
不安になったりするんですね。

実は人間は激しい恋愛感情を持つようになると、
自動的にその気持ちを抑えようとする抑圧感が湧いてきます。
これが一時的にあなたを憂鬱な気分にさせたり不安にさせたりするんです。

そうなると突然イライラし始めて、自分を守るために相手に対して
短所ばかり気にしてしまったりするようになります。

相手の気持ちが信じられなくなってきて、イライラがたまっていって
言いたいことや要求がいっぱい出てくるようになって
最終的に怒りを爆発させてしまうことになってしまうんです。

でも、こんな抑圧感は、あなたを解放して癒すために沸き起こってくるんです。
この抑圧感というのは過去に自分がうまく表現できなくて、
誰にも言えず、心の奥にしまっておいたものなんです。

その溜め込んだ負の感情が、
今なら 「表に出てきても大丈夫かな?」 と感じられるようになったときに
突然意識の中に一気にあふれ出てくるんです。

このタイミングが、相手を信頼して愛している状態になったときなんです。

つまり、恋愛感情がそれまであなたの心の奥深くに眠っていた
いろいろな不満や押さえつけていたものを溶かし始めるんです。
そうなれば、あとは表に出るだけ。

この溶けた抑圧感が不安定な感情を作り出して、
二人の関係を徐々に悪化させていこうとしてくるんです。


でも、安心してください。
あなたが相手に対する愛情と信頼感を失わずにいられれば、
こうした不安は必ず和らいで消し去ることができます。

いままで溜め込んでいた不安定な感情は、
あなたが愛されていると感じれるときをずっと待っていただけなんです。

負の感情は、あなたを癒すために沸き起こってきている…。
それは言い換えればストレス発散。

過去の様々な出来事や嫌な気持ちをまとめて精算するようなもの。

ですので、あなたが急にリストにあるような感情にとらわれてしまっても
それは決して悪いことじゃないんです。

相手を信頼し、愛しているからこそ
過去の自分を癒そうと思うことができるようになったんです。
リストにある感情が生まれたときこそ思い出してみてください。

「ああ、私はいま自分を癒そうとしているんだ…」
「彼は私を信頼しているから自分を癒そうとしているんだ…」

相手に突然の変化があっても、焦ったり驚いたりしないでください。
リストにあるようなことが起こったとしても、
それは相手があなたを愛して信頼してくれている証拠にもなるんですから…。


◆まとめ
男女の愛情に突然変化が起こるのは、過去の表現できなかったものが溢れ出るため。
恋愛は裸の自分と向き合い、過去の自分も癒すことができる力を持っている。




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