おしゃべりの大切さ

男性は誰かを責めるときか、アドバイスを求めるとき以外には
自分がいま悩んでいたり困ったりしている問題を誰かに話すことはありません。

もし、女性が悩みや不満といった問題を興奮状態であれこれ話してしまうと
彼は自分が責められていると勝手に思い込んでしまいます。

落ち着いて冷静な態度で話されると、アドバイスが欲しいのかなと判断します。
アドバイスが欲しいんだと判断すると問題解決をしてあげようとしますが、
彼女が自分を責めていると感じると、身を守ろうとします。

どちらの場合も、男性は相手の話を聞くことが難しいと思わされることになります。


彼が相手の話に耳を傾けることができるのなら、彼女がしばらくの間不満を言っていても
話題を他の話へと移っていくことになるはずです。

でも、男性は自分が何もしてあげられない悩みや不満などを言われたときには
特にイライラしてしまったり、フラストレーションを感じてしまいます。

たとえば、女性にストレスがたまってくるとこんな不満を口にすることがあるんです。

「仕事に対して給料が割りにあってないわ〜」
「おばあちゃんの病気がどんどん悪くなってて、毎年病状が重くなってるのよ」
「家が狭すぎて嫌になるわ、なんとかしてよ」

正直こうした内容のお話は男性に言われたところでどうしようもない問題です。
女性は自分の心配や失望、欲求不満などの気持ちをただ口にしているだけなんです。

彼女自身もこんなことを言ってもどうにもならないことぐらいわかっています。
でも、精神的に楽になるために口に出さずにはいられないだけなんです。

聞いてくれる相手が自分の気持ちを理解してくれたり、
同情してくれればそれだけで彼女は満足なんです。

しかし、女性自身もまた落ち着くまで話し続けているうちに、彼の方がイライラして
気分を悪くしているとは夢にも思っていなかったりすることがあります。


男性が女性の話を真剣に聞くのがあまり好きじゃない理由は
まず何が問題でどうすればそれを解決できるのか要点を知ろうとするからなんです。

話の大まかな流れや要点を自分の中で理解しなければ
何をアドバイスしたりどうしてあげればいいのかがわからないからです。

でも、女性の話というのは要点をまとめるどころか、取りとめもなくダラダラと話し続けるんです。
彼女が詳しく語ろうとすればするほど、彼のイライラも増してしまって
話を聞くのが嫌になってしまって、もはや話を聞くのが作業と化してしまいます。

彼が女性はただ話を聞いてもらうだけで充分癒されることを知っていれば
それほどイライラしたりすることはなくなるはずです。

それを話の隅々まで聞いて、理解して適切なアドバイスを出そうとするから
脈絡のない話に頭を混乱させてしまったりするんです。

いくら頭を働かせて考えても、女性からすれば最初から文脈とか
繋がりなんて存在していないんですから、まとめようとすること自体難しいんですよ。

男性の方は女性の話し方に注意して、彼女のお話を聞いてあげてくださいね。


◆まとめ
女性のおしゃべりは心の潤滑油のようなものである。
男性が女性の話を聞くのが苦手なのは内容に脈絡や意味がないものが多いからである 。




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